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県や町職員と白良浜保全について意見交換する住民有志ら(9日、白良浜で) |
今春から定点観測へ 白良浜保全で住民有志 県と意見交換 白浜町の白良浜で、浜の中央部だけが波が高くなり、遊泳禁止になる現象が目立つようになった問題で、西牟婁振興局河港課職員が9日、白良浜を訪れ、地元の住民有志らと対策や浜の保全に向けた取り組みについて意見交換した。有志らは県に協力し、今春から浜の定点観測を続けることにしている。 白良浜では中央部だけ波が高くなる現象が目立ち始め、部分的に遊泳禁止した日が昨年夏は5日間にのぼった。小石も打ち上がり始め、「これまでなかった現象と住民らを驚かせた。 意見交換では、「波」と「小石」への対策を当面の課題とし、互いに事実確認することから作業を始めることにした。 河港課職員は「これらの現象が見られた日の気象データを、専門家に調べてもらっている最中だ」と説明。県が白良浜北側に建設している潜堤付近の小石との関係も調べるという。
住民らは「白良浜と湯崎漁港は鉛山湾という一つの湾の中にある。港内を一つのものとして取り組みを考えることが大切だ」と指摘。「白良浜の最大の特徴の白砂と遠浅の海を取り戻したい」と熱い思いを訴えた。 この日はパワーショベルで波打ち際の5ヵ所を50aほど掘り、砂や小石の状態を確かめた。町建設課と観光課、農林水産課の職員も立ち会った。 参考 2007年3月11日 紀伊民報 |
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