大正15年4月1日、温泉の保護堀鑿禁止令、湯崎白浜では温泉乱堀のため既存の源泉に影響あり、これを保護するため、県は本日より禁止令を実施。現在堀鑿による温泉源30ケ所、目下出願中のもの20ケ所もあり。 大正15年6月12日、鉛山部民大会、源泉堀り反対決議、湯崎地区で内湯発堀の競争となり濫堀の結果、そのため元湯は湧出せず、廃湯他の温泉も湧出量激減。温度も低下。遂に鉛山青年会長今津勝太郎、部民代表湯川喜三郎氏らによってボーリング反対陳情書をつくり、大挙上県して知事に要請することを決議する。 昭和6年3月27日、湯崎七湯の村営、湯崎部では湯崎七湯を経営維持して来たが、各旅館が内湯を持ち、そのために経営困難となり、約七万円の負債を生じ苦境にあろところから、村営に移管する話起り、村では26人の委員を嘱託して研究する。 |
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