江津良                   Photo/2005-10-11

 御首地蔵  Photo/2005-09-25

 樹齢の古いビャクシンの大木のそばに、御首地蔵が小路の通り道に向かって祭られている。合掌した地蔵には昭和十五(1940)年一月二十四日と刻まれており、この地蔵は三木家でお祭りをしている。

 伝承として昔、落人と思われる者の首だけが流れ着き、その供養のために川向の三木家の所有する柿の木、下の地にいつころからかお堂がつくられ、祭られていたのを地蔵として現在地に移したとのことである。

 昭和15年以前は一日、十五日の月二回神様としてお祭していたという。

 この地蔵は三木家でお祭をしている。     参考文献 町誌本篇下巻一