雑賀崎音頭

  和歌山市にほど近い雑賀崎は景勝の地として又漁港として有名なところです。この土地に昭和二十二年作られた新民謡ですが評判がよく今では雑賀崎になくてならない唄となりました。

ハア 仲の良いのは男島女島(ハ ヨ
音頭とるなら 雑賀崎
磯の波さえ磯の波さえ また囃す(ソレ)
(ヨイショヨイショヨイショ雑賀崎アリャヤレコノセ

ハア そそり峙つ あの岩肌も
情け通えば 夫婦岩
島の双子も島の双子も あるものを
ヨイショヨイショヨイショ雑賀崎アリャヤレコノセ    
ハア 笊を頭に 散らしたえくぼ
いとし恋しと 夢に見る
ほんに可愛いやほんに可愛いや 浜娘
ヨイショヨイショヨイショ雑賀崎アリャヤレコノセ

ハア 昔偲べば 鷹の巣あたり
御光さすよな 波の虹
仰ぐ史跡は仰ぐ史跡は 教如窟
ヨイショヨイショヨイショ雑賀崎アリャヤレコノセ