明治20(1887)年10月5日定期船就航

 共同汽船会社が設立されて、大阪から熱田間に、定期船が就航を始め、田邊港にも寄港、沖がかりの汽船に、会津川口の波止場から手漕ぎの櫓船で乗客や貨物を取扱始めた湯崎の湯治客は田邊の波止場から江津良の手漕ぎの渡し船で江津良に渡って来て、歩いて瀬戸、白良浜を通って湯崎に到着した。<関連参照>